人材育成を通じて、”人”と”組織”の成長を支援しているノビテクのOJT研修。
普通のOJTとちょっと違った研修のご紹介です。
何が変わっているのかというと、この研修では、トレーナー(育成担当の先輩社員)とトレーニー(新入社員)が一緒に研修を受講するのです。
・トレーナーとトレーニーが一緒に受講?
・一緒に受けると、何かいいことがあるの?
・普通の研修とはどう違うの?
などなど、さまざまな疑問があるかと思いますが、今回はそれを解決すべく!最近OJTご一緒研修を実施した講師に、
“現在のトレーナーとトレーニーにどのような悩みがあるのか?”
“トレーナーとトレーニーが一緒に実施するご一緒研修は何がいいのか?”
など、研修の様子を聞いてみました。
10月から開始した人も、すでに半年ちかく一緒にやっていたペアもいましたが、本人が目の前にいるということもあり、最初はお互いに緊張しており、ぎこちなかったです。
研修で、お互いがお互いに期待することを述べたり、一緒にワークをすることで、徐々にコミュニケーションが活発になるとともに、お互い信頼関係ができていく様子が見てとれる、研修でした。
トレーナーからは、トレーニーに対して、
・少ない指示で行動できるようになって欲しい
・意図を組んで行動して欲しい
という要望や悩みが多かったです。
トレーニーからは、トレーナーに対して、
・現場に連れて行って欲しい
・忙しいのは分かるが質問をしやすい、意見しやすい環境を作って欲しい
・目標になってほしい
というような要望や悩みが多く出ていました。
やはり、トレーナーに選出される方は忙しい人が多く、「席にいない」「話しかけずらい」という意識がトレーニーにはあるようです。
⇒私も新人の頃には、「自分の質問で、忙しそうな先輩の仕事の邪魔をしてはいけない!」
と考えてなかなか声をかけれず、相談ができなかったことを思い出しました。。。
トレーナーとトレーニーが一緒に課題を行う、ペアワーク中心の研修です。
ペアになって作業すると、どんどん関係がよくなりますし、他のペアが近くにいることも「このペアには負けないぞ!」と良い刺激になります。
研修の最後には、トレーナーとトレーニーが、2人で1つの計画表を作成し、作成したものを上長に発表するのですが、2人で作り上げたものを研修会場の全員と上長で承認することで、組織全体の結束が高まる気がしました。
また、トレーナーは「人を育てる楽しさ」を、トレーニーは「教わる(成長する)楽しさ」を体感することができる研修だと思います。
トレーナーとトレーニーが一緒に受講することで、お互いに育てあう仕組みを組織に根付かせることができる研修です。
配属後すぐにOJTを開始するよりも、OJTの環境や関係ができた状態の方が、現場ではOJTが機能しやすいです。
OJTがなかなかうまく機能しないんだよなぁ。。。。
と悩んでいる方は、ぜひ一度ノビテクにご相談くださいませ!!