デザイン思考は、革新的なアイデアを生み出す方法論です。
研修概要
デザイン思考研修は、革新的なアイデアを生み出す方法論であるデザイン思考を学び、チームによる問題発見や問題解決の方法論を実践することを目指します。
参加者は徹底的なユーザー視線で問題を見つけ、ゼロから革新的なアイデアやコンセプトを生む手法を実践しながら学びます。
以下の課題に適応します
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課題:現状の考え方に収まってしまい、事業・製品のアイデアが飛躍しない
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解決:議論ではなく「発散と収束」を繰り返し、多くの選択肢から有力候補を選ぶことができるようになります。
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課題:DXリテラシーの次に学ぶべきことが知りたい
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解決:経済産業省による「デジタルスキル標準」のとりまとめにおいて、DXリテラシー標準の中に「新たな価値を生み出す基礎としてのマインドスタンス」として、この「デザイン思考」が取り上げられており、リテラシーから次のステップを模索する際にうってつけの研修です。
デザイン思考とは?
決められた作法と手順で実践するだけで、今まで気づかなかった斬新かつ有用な問題解決策を生み出せる「問題解決のレシピ」。天才やアイデアマンなど一部の人が得意としていたことをチームの力で誰もが実践できるようになる手法。
なぜデザイン思考が必要なのか?
予測できず、従来のやり方が通用しない「正解のないVUCA※の時代」に最適な手法だから。
答えだけでなく問いも含めてチームで速く多く模索。チームの多様性を活かして「真の問題」を発見し、その解決策を速く多く模索し「従来の枠を超える」のがデザイン思考。
※Volatility(不安定)Uncertainty(不確実)Complexity(複雑)Ambiguity(曖昧)
全階層向け。問題の発見、解決を求められる職位、そのチーム。
研修のねらい
- 徹底的なユーザー視線でこれまで見落としていた問題を見つけ、ゼロから革新的なアイデアやコンセプトを生む手法を実践しながら学ぶ。
- 議論ではなく「発散と収束」を繰り返し、多くの選択肢から有力候補を選ぶことができるようになる。
- 従来の発想の枠を超えた革新性のある、かつユーザーを歓喜させるアイデアやコンセプトを生むことができるようになる。
研修で期待できる効果
- チームによる問題発見や問題解決の方法論を学び、実践できるようになる。
研修のカリキュラム
- 1.オープニング
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講義
デザイン思考の事例、概要紹介
ワーク
アイスブレイク、自己紹介
講義
チームビルディングの方法論
ワーク
「質問力向上ワーク」
- 成果が上がるチームの特徴である「心理的安全性」を体感する
- 2.デザイン思考のプロセス(1)
問題を発見するために必要な「共感」「問題定義」
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講義
デザイン思考のプロセス
講義
問題を発見するために必要な「共感」方法論、事例紹介
ワーク
インタビューワーク、共感マップ作成ワーク
- 参加者同士のインタビューで相手に共感し、チームで共感した内容を分析する
講義
「問題定義」方法論、事例紹介
ワーク
問題定義文作成ワーク(チーム)
- 分析した共感から導き出される、ユーザーが抱える問題の仮説をチームで定義する
- 3.デザイン思考のプロセス(2)
解決策を考えるために必要な
「アイデア出し」「プロトタイピング」
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講義
「アイデア出し」方法論、事例紹介
ワーク
アイデアブレストワーク(チーム)
- チームの多様性を生かし、ブレインストーミングで沢山のアイデアを創出する
講義
「プロトタイピング」方法論、事例紹介
ワーク
プロトタイプ作成ワーク(チーム)
- ユーザーがアイデアを体験できるプロトタイプを速やかに作成する
講義
「プロトタイピング」ユーザーテストの方法論、事例紹介
ワーク
ユーザーテストワーク(チーム)
- プロトタイプをユーザーに体験してもらい、フィードバックを得て速やかに改善する
- 4.プロトタイピング(アイデア)発表
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講義
ストーリーテリングの方法論、事例紹介
ワーク
寸劇作成ワーク(チーム)
- チームで考えたアイデアを寸劇形式でストーリーで伝える準備を行う
ワーク
寸劇によるアイデア発表(チーム)
- 5.振り返り
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講義
本日の学び
ワーク
振り返り
- 学んだことを振り返り、日々の業務でどう活用するのか、チーム全体で共有し学びを深める
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