目標を達成し続けるリーダーの部下を育てる7つの基本
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「できる部下に変える方法」は7つありますが、ひとつの方法をひとつの章で解説しています。つまり、7章立てになっています。
そこで、本書をより有効に活用していただくため、まずは、それぞれの章の概要を説明します。興味を持ったところを中心にお読みください。
「できる部下」を育てるための第一歩は、相手との関係性を見直すことです。あたり前のことですが、部下育成をする上で、部下と私たちとの信頼関係は極めて重要です。部下がどのような個性を持っているのかを見極め、その関係性をゼロから築き直すことで、あなたの想いはずっと伝わりやすくなります。
1対1の面談といった特別な機会を設けなくても、部下を指導するチャンスはたくさんあります。朝のあいさつ、仕事の報告、飲み会などでの何気ないやりとりを通じ、部下を成長させましょう。
部下というのは、上司を実によく見ています。そこで、上司としての振る舞いを見直すことで、部下にいい影響を与えられるのです。この章では、部下に対してどんな姿勢を見せていくべきか、まとめました。
「部下が思うように動かない」「優先順位が分かっていない」という愚痴をこぼすリーダーは少なくありません。しかし、それは部下にこちらの想いが伝わっていないからです。部下を指導するときは、具体的な言葉ではっきり伝えることを心がけましょう。
スポーツでも勉強でも、上達を実感するのはうれしいものです。そして上達すると、もっとうまくなりたい、成長したいとパワーが湧き上がるものです。仕事でも同じ。部下に成長を実感させることで、前向きなエネルギーを引き出すことができます。
ここでは、部下に教えていくティーチングから一歩進んで、部下に自分で考えさせ、行動を引き出していく「内省(リフレクション)」の方法を取り上げます。どんな引き出し方、投げかけをすれば部下に熟考・内省(リフレクション)を促せるのか理解しましょう。
部下がある程度成長したら、今後は「自力で成長させる」ように導くことが必要です。そのためには、目標を自分で立てさせたり、達成に導いたりして、部下の視野と可能性を広げさせることが大切です。
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第1章 部下との「スタンス」を見直す【1】自分のことを部下に話す
この記事は、2014年発刊の大林伸安・著である書籍「目標達成し続けるリーダーの「できない部下」を「デキる部下」に変える7つのこと (アスカビジネス) 」を基に、メールマガジン「ノビテク通信」向けに再編集、配信した「目標達成し続けるリーダーの「部下」を育てる7つの基本」です。内容や名称、肩書きなどは当時のままとなっておりますことご了承ください。