【On-boarding】おんぼーでぃんぐ
オンボーディングとは、船や飛行機に乗っていることを意味する「on-board」から派生した言葉で、新しく組織に加わった新卒採用・中途採用などの新規採用人材が組織の一員として定着・戦力化することを目指して、新規採用人材と既存の人材を短期間で統合させていく取り組みのことである。取り組みの例として、定期的なミーティング、メンター制度の適用、キャリア相談窓口の設置などが挙げられる。新規採用人材が組織風土や業務内容に馴染めないことでの早期離職を防止し、より早期に組織に貢献し生産性を向上する人材となることを目的としている。
近年、コストをかけて採用した人材が早々と離職してしまうことが起きている。特に、リモート環境下では人間関係の構築が難しく、会社へのエンゲージメントも薄れる結果となっている。そこで、新規採用人材へは入社後の短期的な研修だけではなく継続的な支援を行い、定着・戦力化を目指す施策が必要と考えられ始めている。
坂本行廣(プレイフルワークス代表)
澤田清恵(人事コンサルタント、カドル株式会社 代表取締役)
関口由紀(人材育成コンサルタント)
関口由紀【第16回】意識が変わると行動が変わる!? 最近の新入社員研修で心掛けていること – 研修講師リレーコラム”
岩崎究香【目次】古き良き伝統文化と美が息づく花柳界のOJT
中原淳【第2回】OJTによる予備訓練とワークショップがマネージャーの育成・支援につながる – 仕事の学びを科学する経営学習論