リスクマネジメントとクライシスマネジメントの役割を理解し、危機に効果的に対応するために必要なことは何かを考え、身につけることができるようになる研修です。
研修概要
本研修は、管理職や経営層を対象に、リスクマネジメントとクライシスマネジメントの役割を理解し、危機発生時に効果的に対応するための知識とスキルを習得することを目的としています。
リスクの洗い出しや評価、施策作成の手法を学び、実践的なワークを通じて組織内で適用できるリスク管理能力を向上させます。また、危機対応の3ステップ(準備・対処・回復)を理解し、組織の持続的な成長を支えるクライシスマネジメントの重要性を学びます。
本研修を通じて、危機発生前の予防策から発生後の対応策までを総合的に学び、現場で即実践できる知識を身につけることができます。
以下の課題に適応します
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課題:リスクマネジメントとクライシスマネジメントの違いや役割を理解する。
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解決:研修では、リスクマネジメントの視点やリスクの評価方法を学び、クライシスマネジメントとの関係性を整理しながら実践的に理解を深めます。
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課題:職場におけるリスクを適切に洗い出し、評価し、施策を考える力を身につける。
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解決:ワークを通じて、マクロ的・ミクロ的リスクの洗い出しを実施し、リスク評価のプロセスや施策の立案方法を実践的に学びます。
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課題:クライシスマネジメントの実行プロセス(準備・対処・回復)を理解する。
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解決:クライシスマネジメントの3ステップを学び、事例を交えながら危機発生時の対応フローを理解し、組織での適用方法を考えます。
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課題:危機時に効果的に対応するための情報共有やチームワークの重要性を理解する。
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解決:ワークを通じて、情報共有の現状を可視化し、適切な報連相の仕組みを考えることで、危機発生時の組織対応力を向上させます。
Nbt-25309 危機管理研修
リスクマネジメントとクライシスマネジメント
研修のねらい
- リスクマネジメントとクライシスマネジメントの役割を理解する。
- 危機対応前後に必要なことを身につける。
研修で期待できる効果
- クライシスマネジメントに大切なリスクマネジメントを理解することができる。
- 危機に効果的に対応するために必要なことは何かを理解し、その改善策を考え、身につけることができる。
研修のカリキュラム
- 1.オリエンテーション
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講義
・講師自己紹介、研修の主旨と目的・進め方を伝える
・受講者様自己紹介、自己の研修に参加する目的の明確化等
・リスクマネジメントとクライシスマネジメントの役割
- 2.リスクマネジメントとは
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講義
・マネジメントについて再確認
ワーク
・リスクとは何か(マクロ的リスクとミクロ的リスク)
「職場のマクロ的リスクとミクロ的リスクを洗い出す」
講義
・リスクのリストアップの重要性
-リスクの事前認識→リスクの評価→施策作り
・リスクマネジメントに必要な視点
-広い視野、高い視座高い目的意識(対リスク以外の場面でも管理職に必要な視点)
・リスクコントロールの方法
-回避する、防止する、軽減する、分散する
- 3.リスクマネジメント
・評価と施策について
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講義
・リスクの評価の仕方
-時間軸を未来に伸ばす、対象を広げる、想定される影響を考える など
ワーク
・施策の作り方
-目的と手段を明記する、周知させる(明文化)、見直す
「ミクロ的リスクを評価して施策を作る」
※リストアップしたリスクを評価して、1つ選び施策を考える
講義
マニュアル効果と限界
- 4.クライシスマネジメント
・3ステップとポイント
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講義
・クライシスマネジメントに大切なリスクマネジメント
・クライシスマネジメントの3ステップ
-準備、対処、回復
・クライシスマネジメント実行のポイント
ワーク
「自社のリスクマネジメント」 ※現状と課題
講義
・危機対応後に必要なこと
-危機から学ぶ、心理的な回復を図る等
- 5.危機に効果的に対応する
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ワーク
「危機に効果的に対応するために必要なことは何か」
・情報共有とチームワークの重要性 -「知る」ことにより、マネジメントが可能となる
・報連相 状況を正確に把握する 「事実と判断」
ワーク
「私の組織の情報共有度を図る」 -情報共有度と、その改善策を考える
- 6.研修の完了
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ワーク
・学んだこと、役立てること
講義
質疑応答とエール
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